それいけフラーちゃん








フラー・デラクールは先程まで談笑していたホグワーツの男子生徒と別れ、長い銀髪を揺らしながら廊下を歩いていた。ホグワーツ魔法学校の廊下は古臭い雰囲気だけでボーバトン校のそれと比べるとパッとしない、などと思いながらも、せっかくの昼下がり、寝泊りしている馬車に戻るのも勿体無いと考えていた。
さっきの男子生徒が校内の名所を案内してくれると申し出たのだがそれは断った。
『あのイと、ちょっと喋るの早すぎまーす。顔は中々だったのに、残念』
フラーの青く大きな瞳に見つめられると動悸が上がり、不必要に慌ててしまった所為なのだが彼女はそこまで理解できていなかった。自分に魅力があることは重々承知しているが、それによって相手が自分に心を奪われる以外の反応をまだあまり知らない。
もう少し英語を堪能になりたい、とぼんやり思いながら廊下の角を曲がる。



不意に視界に入ったのは自分の視線の先、向かいの廊下に並んだ甲冑の陰に隠れるように座っている一人の少年だった。
フラーに似た色の髪を後ろに撫で付けており、肌が青白くて顎も少し尖っている。纏うのはどこか気取った雰囲気。
それはドラコ・マルフォイだったのだが面識のないフラーは知る由もない。
手に何か、小さな瓶を持っているのが目に入った。
何だろうと首を傾げるがそれほど気にもせず通り過ぎようとした。
しかし自分以外のもうひとつの足音が聞こえ、フラーは今度はそちらに視線を向けた。
ドラコが隠れている場所へ向ってやや小走りに足音が響いている。僅かに身を乗り出してみると、何度か見たことのある少女の姿が目に入った。
癖のある、茂みみたいな長い髪が走る度にふわふわ揺れている。両手には分厚い本を数冊抱えている所為で前は良く見えてないらしい。
三校対抗試合で顔を合わせているハリーと何度か一緒に居るところを見かけたその少女をフラーは頭の隅で記憶していた。名前は…ハーマイオニーとかいったか。珍しい名前なのと、ダンスパーティの夜に近くの席で何度もその名前が聞こえたから覚えていた。
足音が近付くにつれドラコが甲冑からその様子を覗い始めた。フラーは怪訝な面持ちで眉根を寄せる。
ドラコはいつでも身を乗り出せるよう構え、手にした瓶の蓋を空けた。不意にフラーはドラコが何をしようとしているのか理解した。



「Arretez!(止めなさい!)」




頭で理解したと同時に飛び出していた。
フラーの鋭く上げた声にドラコとハーマイオニーは弾かれたようにそちらに顔を向け、二人の間に割って入った長身の少女に双方驚いたように目を丸くする。
抱えていた本を落しそうになるハーマイオニー。
ハーマイオニー目がけて投げかける筈だった水薬の瓶を思わず手放してしまうドラコ。
水薬の瓶は短い距離の宙を滑り、パシャッと小さな水音を立ててフラーのスカートに薄緑色の中身を吐き出した。
濡れた制服にフラーは思い切り眉根を寄せ、激昂した様子でドラコに詰め寄る。ドラコは突然の状況を理解できてないのかその迫力に押されるように後退さった。
「こんな悪戯するなんてアナタ一体幾つでーすか!イギリス、紳士の国と聞きまーしたけど、女の子にこんな事するなんてどうかしてまーす!」
「…マルフォイ!?アナタ、何するつもりだったのよ!」
フラーの言葉に正気に返ったハーマイオニーもドラコに詰め寄る。
ドラコは不測の事態に唇を震わせたが、すぐに余裕ぶった表情を取り繕った。
「この、頭でっかちのグレンジャーを少しは美人にしてあげようと思ってね」
「まあ!?」
何てことを!とハーマイオニーは髪の毛を逆立てそうな勢いだ。
「随分子供なんでーすね、アナタ。マルォイ?これは……ぁう!?」
更に言い募ろうとしたフラーが急にその場に蹲った。ハーマイオニーは慌てて駆け寄るが、ドラコは打って変わって面白がるような笑みを唇に浮かべる。
「あれぇ?おかしいな?…ああ、なんてことだ!瓶の中身は水かと思ったら異形変身の魔法薬じゃないか」
ドラコを瓶を拾い上げてラベルを確認すると、酷く芝居がかった口調で言った。
ハーマイオニーはその言葉に一瞬呆気にとられたが、キッとドラコを睨みつけてからフラーに気遣うような顔を向ける。
「マルフォイ!アナタ何てことを…!フラー…フラー…平気?」
「…ぅ…くっ…お腹が……」
フラーは魔法薬のかかった腹部を押さえて苦悶するように眉根を寄せている。
「大丈夫?今先生を…」
「じゃあ僕がスネイプ先生を呼んできて差し上げるよ」
「待ちなさい!アナタにはまだ話が…あれ!?」
さっさとその場を後にしようとしたドラコに声を張り上げたハーマイオニーだが、蹲ったフラーの様子が変わったことに気付いた。



「…あ…苦しいの、治まりまーした…」
フラーは額に浮かべていた脂汗も消え、突然消えた苦しみに逆に呆気に取られたような表情を浮かべた。ハーマイ
オニーはホッとして安堵の息を吐くが、ドラコは予想外だったのか薄青い瞳に動揺の色を見せた。
「なっ…!?そんな馬鹿な……確かに異形変身の魔法薬だってラベルに……あの店の奴!不良品なんか売りつけるなんて後で父上に…」
「マルフォイ!アナタやっぱり何の薬か知っててやろうとしたのね!」
鋭い言葉にドラコはフンと鼻を鳴らした。が、苦しみから解放され、立ち上がったフラーを見ると色素の薄い瞳を有らん限り見開いた。
ハーマイオニーもその視線につられたようにフラーに顔を向け、同じように瞳を見開く。
「これ…わたーし……一体…」
一番驚いたのはフラーだ。


制服のスカートを押し上げ、薄水色の下着の中からそそり勃っているのはまぎれもなく男性器だった。




一番最初に正気に戻ったのはドラコだった。
「…ああ、魔法薬の効果か。思ってたのと違ったけど…それは随分と…」
傑作だね、と皮肉っぽい笑みを浮かべた。グレンジャーじゃなかったのが残念だ、とも呟く。
次にフラーがハッとしてスカートの裾を握り締めて無理矢理下に引っ張っり、硬く勃起した状態のペニスと下着を隠そうとした。しかし成人男性のものと比べて遜色ないそれはスカートの下からでもハッキリとその存在を示している。
「マルフォイ…!アナタなんてことを!今すぐ彼女を戻しなさい!!」
ハーマイオニーは胸に抱えていた本をその場に放り投げてドラコに詰め寄った。しかしドラコはわざとらしく肩を竦める。
「さあ…?戻し方なんて僕も知らないね。君に薬をかけた時に元に戻そうと四苦八苦するポッターとウィーズリーの間抜け面を鑑賞する予定でもあったから。でも本当に君じゃなかったのが残念だよ、グレンジャー」
下出に出るような甘い声で囁かれた言葉にハーマイオニーは思わず手が出そうになったが、先にフラーがドラコの前に歩み出た。ドラコよりも高い身長を生かして上から威圧するように見下ろし、見下ろされる形になったドラコは引き結んだ唇を僅かに震わせた。
「戻し方が分からない?マルォイ?」
今度は逆に甘い声で囁かれ、ドラコは背筋を這い上がるものを感じて思わず視線を逸らしてしまう。フラーの持つヴィーラの血はドラコの青白い頬を僅かに染めさせた。
「それじゃあ……わたーし…今、凄く…熱いのでーす………責任、取ってもらいまーす!」
強くした語気と共にフラーはドラコを押し倒した。上に馬乗りの状態で跨られるが、ドラコは状況を理解できずを白黒させた。
「何を…!?お前っ…コラ!!」
「ほら、アーマイオニーもこっち来るでーす。手伝ってくださーい」
ドラコと同じように状況を理解できていなかったハーマイオニーは呼びかけられてハッとし、その言葉に思わず従ってしまう。
「脱がーすの手伝ってくださーい」
フラーは言いながらドラコのズボンに手を掛けて下着ごと引き下ろそうとした。突然のことにドラコは酷く動揺したがそれでもそんなことはさせまいと抵抗を始める。
「…フラー…一体何を……?」
ハーマイオニーは顔を赤くして顔を両手で覆った。初い様子にフラーは好ましげに微笑むが、その頬には熱が上っている。
「わたし、今とっても熱いでーす…薬のせいだと、思いまーす……だから、マルォイに責任とってもらうんでーす」
その言葉と共にフラーはドラコのズボンを下着ごと引き抜いた。ドラコは下肢が外の空気に晒されるとぶるっと小さく震え、そのあまりの屈辱に頬が赤らむ。
「離せ!退け!お前何を考えているっ…頭イカレてるんじゃないのか!?グレンジャー!コイツを何とかしろ!!!」
自分勝手なドラコの物言いにハーマイオニーは唇を引き結んだ。無言のまま二人に近付き、暴れるドラコを押さえつける。
驚愕したのはドラコだった。
「グレンジャー!?お前まで一体…このっ、二人とも父上に……!!」
「…アナタが、コトの発端でしょ。自分で責任を取れないならベビーベッドに閉じこもってじっとしてることね、マルフォイ坊ちゃん」




「あら…マルォイの結構キレイでーすね。だけどサイズはキレイさに反比例でーす」
「うわぁ…マルフォイのってこんなのなのね……パパの以外見るの初めて……」
くすくすと零されるフラーの笑いとハーマイオニーの興味津々といった言葉にドラコは奥歯を噛み締めた。暴れようとはするが先程ハーマイオニーに足縛りの術をかけられて微弱な抵抗しか出来ないようにされている。杖も取り上げられてしまったドラコにできるのは、やはり悔しげに歯を食いしばることだけだった。
「見てーてください?ココをこーすれば、ほら…」
フラーがドラコのペニスを手の平で優しく包み込み、上下に扱き始めた。ドラコの体は刺激にピクッと跳ね、緩急をつけて扱かれるペニスも次第に頭を擡げ始める。ハーマイオニーは思わず感嘆の声を上げた。
「マルォイもわたーしの、シてくださいーい…」
フラーは熱っぽく囁き、下着を下ろしてドラコの顔の上に跨った。ドラコは目の前に晒されたピンク色の割れ目と、その上についたペニスの異様な光景に息を呑む。
「誰がそんなこと…!」
「マルフォイ、言うこと聞かないとこの事皆にバラしちゃうわよ?」
面白がるようなハーマイオニーの台詞にドラコはグッと詰まる。そして渋々と舌を伸ばして割れ目に這わせた。
「ぁう…っ…ん…」
途端フラーが腰をくねらせ、甘い声を上げた。ドラコはそれに煽られたかのように積極的に舌を使い始める。
「あっ…ん……わたーし…オカシイでーす…何時もより…体が……やぁ!」
ハーマイオニーはその様子を間近で見ながら頬を真っ赤にした。それでも興味はあるのかコクリと喉を鳴らし、じっとその様子を凝視する。下腹部にむず痒いような感覚が芽生え始めた。呼吸が乱れる。
自分でも初めての感覚にハーマイオニーは戸惑っていた。
ふと、フラーがそんなハーマイオニーに気付き、艶っぽい笑みを零す。ドラコの上から退くとハーマイオニーに近付き、その白い首筋に唇を寄せる。ハーマイオニーは驚いて後退ろうとしたがその体を抱き締め、背中に回した腕でスカートを巻くり、白い下着に包まれた尻を優しく揉み始めた。
「フラー!フラー…わたっ…私……ふぁ…」
鎖骨に舌を這わされたハーマイオニーが思わず甘い声を上げた。自分が出した高い声に思わず口元を押さえるが、フラーはニッコリと微笑みかける。ハーマイオニーの膨らみかけの胸に片手を添え、制服ごしに実に優しく刺激する。
更に後に回していた手を前に持っていくと、下着越しに割れ目を指の腹で擦り始めた。くちゅくちゅと小さな水音が鳴る。
「あっ!やっ…やだっ…私、こんなの…ぁ、ぁ、…駄目!」
顔を真っ赤にして嫌々するように首を振るハーマイオニー。
ドラコは、上体を起こしてその様子を呆然と見詰めていた。しかし若い体は刺激的な光景に顕著に反応し、ドラコのペニスも張り詰める。穢れた血なんかに反応してしまう自分が酷く悔しかった。
フラーが指で摩擦するように割れ目を刺激し続け、その指の動きを一層強くするとハーマイオニーはあっけなくビクビクと背筋を震わせて達した。肩で息をしながら、その場に尻餅をつくように崩れ落ちる。




「アーマイオニー、今度はわたーしの、舐めてくださーい…」
フラーは吐息混じりにそう囁くとスカートをたくし上げ、カチカチに硬くなったペニスを尻餅を突いたハーマイオニーの目の前に晒す。
ピクピクと小さく震えるペニスに顔を真っ赤にするが、場の雰囲気に流されたのか、相手の所為か、ハーマイオニーはおずおずとそれに舌を這わせた。先端を舌先でチロチロと舐めるとフラーはぴくんと背筋を反らせる。その反応に勢いを得てハーマイオニーはペニスの先端をぱくんと咥えた。
「きゃぅっ!?…やあっ…アーマイ…あんっ、あっ…」
口に含んだまま舌先で刺激しただけで高い声を上げるフラーにハーマイオニーはやけにドキドキした。熱情に急かされるように、ぎこちない舌遣いで熱心に奉仕を続ける。ぎこちないあまり歯が触れるとフラーはブルッとペニスの幹を震わせた。小さな口では根元まで咥えきれず、もどかしいその刺激にも煽られる。
「あっ…イイ…イイでーす…わたーし、女の子に咥えられてイッちゃ………あっ―――駄目ェ!!」
「んぅ!?…んっ…ゲホッ……苦…い」
ハーマイオニーが先端をチュッと強く吸うと、フラーは耐え切れず白濁を吐き出した。喉に入ったそれにハーマイオニーはゴホゴホと咳き込み、残りの殆どは彼女の顔を白く汚した。
フラーは悦楽の表情で暫く放心していたが、とろりとした精液で顔を汚したハーマイオニーの姿を見るとすまなそうに眉を寄せた。しかしその姿にペニスは再び息衝き始める。
「ああ…ごめんなさーい…我慢できなかったでーす…」
「ケホッ…は…ん……大丈夫…ビックリしただけ。苦かったけど」
ハーマイオニーは涙目のまま小さく笑って見せた。そんな彼女のおでこにフラーはチュッと音を立ててキスし、未だ呆然としたままのドラコを振り返る。
「可愛かったでーす、アーマイオニー?マルォイもそう思ってるみたいでーすね」
「なっ…何を馬鹿なっ…!!」
ハッと気付いたドラコは慌てて前を隠すがハーマイオニーはその前の瞬間をバッチリ見ており、赤くなって視線を落す。顔についた白濁を慌ててごしごしと拭い始めた。




フラーはそんなハーマイオニーから離れるとドラコの方へやってきた。
「逃げなかったんでーすね。アーマイオニーに見惚れてましたか?」
「誰が穢れた血なんかに見惚れるか!」
「…アーマイオニーを蔑む呼び方はやめなさーい。アナタ、私に挿入られたいんでーすか?」
フラーはくすくすと笑いながらドラコの後を指先で探った。その細い指が探り当てた場所とフラーの言葉にドラコはさっと青褪める。フラーの再び硬度を取り戻したペニスに視線を固定したまま慌てて後退ろうとした。
「じょ、じょ、冗談じゃない!寄るな!コラッ…こっち来るんじゃない!!僕は男なんだぞ!!!」
「男のイとでもココは気持ちいーんですけどー?それに折角だから男のイとの感覚を試してみたかったでーすけど…まあ…マルォイが反省するなら挿入れるのは勘弁してあげてもいいでーす」
フラーはドラコを壁際まで追い詰め、自分の指先を軽く舐めて濡らすとドラコの後の窄まりをくにくにと刺激し始めた。
ドラコ体を強張らせ、表情を絶望的なものに変える。




「わ…分かった…反省する!反省するからさっさと退け!止めろ!そんなとこ弄るんじゃない!!」
「ちゃんと反省しまーすか?」
「するったら!しつこいな!」
「アーマイオニーとわたーしに謝りますか?」
「謝るよ!分かった!」
「これからの行動も慎みますかー?」
「分かったってば!」
「じゃあわたーしの奴隷になりまーすか?」
「分かったって言ってるだろっ!…………………――――え?」






ヒクッと表情を引き攣らせたドラコにフラーはニッコリした。
ハーマイオニーは呆気に取られる。




「それじゃあご褒美あげまーす」
「ちょっ…ちょっと待て!奴隷って何だ!おいったら!」
フラーは壁に背を預けたドラコの上に再び跨り、勃ち上がったドラコのペニスに自らの割れ目を宛がった。くちゅ…と濡れた音が小さく響き、ドラコは息を呑む。
「僕っ…僕はお前なんかと……うぁっ…」
反論を許さずフラーが腰を下ろすとドラコは小さく声を上げた。包み込むような温かい内壁にペニスが慄き、更にその刺激を受けて包み込む内部が収縮する。
「あん……マルォイ…」
フラーは鼻にかかったような甘い声を漏らすとゆっくりと腰を動かし始めた。ドラコは悔しげに唇を震わせていたが、諦めたようにガックリ肩の力を抜く。抵抗しようとする意志がなくなれば快感の波が侵食するのは殊のほか早かった。
ペニスはビクビクと脈打ち、反り返ってフラーの腹を抉る。先走り液と愛液が混ざり合ってフラーが腰を動かす度にぐちゅぐちゅと大きな音を立てる。その音を聞きながら自分でも高まっていくのをフラーは感じた。
「あっ…あう!んんっ…ん、ん、んっ……はぁ…マルォイぃ……!」
制服の上から自分の乳房を軽く揉んでゆく。もどかしいその刺激に腰はくねり、内壁はドラコのペニスをきゅうきゅうと締め付けた。フラーのペニスも限界まで張り詰めている。
ドラコの眉根が寄る。不愉快ではなく強い快楽と、それに加えて強い射精感からだった。
「うッ…ク、ァ………あっ…出、……!」
「いぅ!んぅーっ……ああ、イ、イイ…中で、出してぇ……ああっ!」
フラーはビクンと大きく体を震わせて達した。その異形のペニスから白い液体が吐き出され、ドラコの腹を汚す。
ドラコもそれとほぼ同時に達した。どぷっと精をフラーの内側に放出し、まるで搾り取るようなフラーの内側の収縮に苦悶にも似た表情で全てを注ぎ込んだ。








その後ドラコは3度ほど絞られ、感じやすくなったフラーはどれだけイッたのか自分では覚えていなかった。
ハーマイオニーはドキドキしながら二人から目が離せなかったのだが、ドラコと終わったフラーがその後に指で再び快楽を呼び込んだ。
そんなこんなで。




「それじゃあアーマイオニー、わたーし達は馬車に戻りまーす」
ドラコと腕を組んだフラーがニコニコとご満悦な表情でハーマイオニーに言った。ドラコは未だ不満そうにそっぽを向いているが組んだ腕を振り払おうとはしてなかった。
「うん…それじゃあね。マルフォイもオイタしちゃ駄目よ」
「…………」
「アーマイオニー、また今度会いましょうね。その頃にはマルォイももっと従順に躾ておきまーす」
「………………………………」
「え……ええ……」
今までの事を思い出すとハーマイオニーの頬は赤らむ。両手の平で頬を包むと熱く火照っており、自分がどうしてあんなことが出来たのかとても不思議だった。フラーの力の所為かもしれないが、女の自分に効くものなんだろうか…と首を捻る。
フラーはドラコから離れてハーマイオニーに寄り、ちゅっとその頬に口付けた。
「また一緒にしたいでーす。そうそう…わたーしのコレが治るまでに、マルォイのバージンも頂こうと思ってるんでーすけど、その時は一緒にしたいでーすか?」
ドラコに聞こえないよう、フラーはこっそりと耳元に囁いた。ハーマイオニーはぷっと吹き出す。ドラコはコソコソした二人の様子に怪訝そうに眉根を寄せた。
「そうね、是非、一緒させてほしいわ」
二人でクスクス笑いながらドラコに視線をちらりと向ける。
「マルフォイ、頑張ってね」
ハーマイオニーの笑いを含んだその励ましの意味が分からず、ドラコはやはり眉を顰めるのだった。









END?

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